ハマシギ
くちばしがやや下を向く。夏羽は腹が黒くなる。 全長:21cm 干潟、河川、湖沼などに渡来し、冬を越すものもいる。 大群になることがある。 「ビリー」と鳴く。 似ている種として、腰が白いサルハマシギ、茶色味があるキリアイ、冬鳥で岩礁にいるチシマシギがいる。いずれもまれ。
くちばしがやや下を向く。夏羽は腹が黒くなる。 全長:21cm 干潟、河川、湖沼などに渡来し、冬を越すものもいる。 大群になることがある。 「ビリー」と鳴く。 似ている種として、腰が白いサルハマシギ、茶色味があるキリアイ、冬鳥で岩礁にいるチシマシギがいる。いずれもまれ。
タシギに似ている。春秋に水辺を通過。 全長:30cm 主に北海道の草地、本州中部の高原の草地に夏鳥として渡来。 秋には各地の水田や河川を旅鳥として通過し、オーストラリアまで渡る。 「ゲッ」と鳴いて飛び立ち、タシギのように高くは舞い上がらず、近くに下りることが多い。 チュウジシギやハリオシギは尾羽の枚数が違うが、野外で見分けるのは難しい。
トウネンよりやや大きく、冬羽は白っぽい。夏羽は胸や上面に赤味がある。 全長:19cm 主に砂浜に旅鳥、冬鳥として渡来し、波打ち際で採食。
ムナグロより大きく、「ピーウィー」と尻上がりの声で鳴く。 全長:29cm 主に干潟に渡来。関東以南では冬を越すものもある。飛ぶと腰が白く、脇の下部が黒い。
目のまわりの白色と、肩の部分の白い切れ込みが目立つ。 全長:雄22cm 雌:26cm 雌の方が鮮やかで、地味な雄が抱卵し、ヒナを連れて歩く。 本州中部以南の水田や蓮田のような湿地で繁殖する。 幼鳥は雄に似ている。 雌は繁殖期の夕方から夜にかけて「コォー、コォー」と鳴く。
体は白く、首は黒い。 全長:雄140cm 雌:130cm 北海道東部の湿原で繁殖し、冬は釧路、阿寒にある給餌場に集まる。 他の地域では、まれに渡来。 「クルル」とよく響く声で鳴くほか、雄が「コー」と鳴くと、雌が続けて「カッカッ」と鳴き合う。 歩いている時は、黒い次列風切が尾のように見えるが、本来の尾は白色。
黒い羽色で、他のツルより小さい。 全長:96cm 鹿児島県出水平野や四国の一部の農耕地に渡来するが、他の地域ではまれ。 頭上の赤色は遠いと見えづらい。 「クルル」とよく響く声で鳴く。 似ている鳥:クロヅルは羽色が薄く、首の下面が黒い。カナダヅルは全身が灰色で、額に赤色斑がある。いずれもまれな冬鳥。
灰色の体、淡紅色の足。 全長:127cm 鹿児島県出水平野の農耕地に渡来するが、他ではまれ。 ナベヅルによく似て、「クルル」と鳴く。
コチドリよりやや大きく、くちばしは細長い。頭頂に白色の帯はない。飛ぶと翼に薄い帯が見える。 全長:21cm 九州以北の河原で繁殖し、留鳥、または漂鳥。北日本では秋冬に暖地に移動する。川の中流から上流に多い。 「ピオ、ピオ」と鳴く。
ハト大の大きさで、太め。長いくちばしが特徴。 全長:35cm 本州中部以北の林で繁殖し、積雪のない地域で越冬する。地面にじっとしていて、足元から不意に飛び立つことがある。 繁殖期には夕方から林の上を飛び回りながら、「キチッ、キチッ」と鋭い声で鳴き、その間に「ウー」という低い声を出す。 奄美大島にはよく似たアマミヤマシギ(日本固有種)が生息する。