野鳥を楽しむポータルサイト BIRD FAN
HOME > 野鳥だより・自然ごよみ > 季節の野鳥 > 季節の野鳥(冬)

野鳥だより・自然ごよみ

 

季節の野鳥

冬の野鳥

カケス
カケス(2005年12月5日掲載)
ハトほどの大きさ。九州以北の森林にすみ、北海道のものは頭の色などが異なります。翼の一部には青みの強い縞模様があって美しく、とても「カラス」とは思えません。なるほど同じ仲間と実感するのは「ジャー」というしゃがれ声を聞いた時です。この季節、ドングリをせっせと集めては、落ち葉の下に冬の食糧用として貯蔵します。
写真:立松 通男(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

オシドリ
オシドリ(2005年12月12日掲載)
カルガモより小さなカモ。オスは翼にイチョウの葉形をした羽を持ち美しく、一方メスは地味な色をしています。九州以北の樹洞で繁殖し、全国の山間部にある湖沼のほか、東京都内では公園の池でも冬を越します。ドングリが好物です。仲の良い夫婦の例えとされますが、実際は他のカモと同じく毎年異なる相手とつがいになります。
写真:藤平 周峰(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ルリビタキ
ルリビタキ(2005年12月19日掲載)
ツグミの仲間でスズメほどの大きさ。名のように「瑠璃色」なのはオスで、メスは地味な色をしています。四国以北で繁殖し、本州中部の夏山では、亜高山帯の林から流れてくる美しいさえずりを耳にします。冬はより暖かい地方の低地に下り、うす暗い林で過ごします。「ヒッ、ヒッ」と鳴き、時おり尾を振るわせる動作が特徴です。
写真:久野 守正(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ダイシャクシギ
ダイシャクシギ(2005年12月26日掲載)
カラスほどもある大型のシギ。なんと言っても、下にしゃくれた長いくちばしが特徴的です。この「道具」を巧みに使って泥の中に潜むカニを捕らえ、足をふるい落としてから飲み込むのですが、その後、落とした足まで食べてしまうこともあります。本州中部以南で越冬しており、九州や沖縄の干潟では、大きな群れが見られます。
写真:酒井 丈夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ウソ
ウソ(2006年1月5日掲載)
スズメほどの大きさ。オスは頬の紅色が印象的。うそぶく(口笛を吹く)ような声で鳴くことから、この名がついたといわれます。小さなくちばしは丸みを帯びて太く、木の芽や草の種などを食べるのに好都合です。本州中部以北の高山や北海道で繁殖し、冬は低地に下りて過ごすほか、ロシアなどから渡来し、越冬するものもいます。
写真:代情 恒夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

オナガカモ
オナガガモ(2006年1月10日掲載)
体形や首がほっそりとしたシルエットを持つカモ。名のとおり、オスには10センチほどの長い尾があり、英語名の「ピンテール(留め針の尾)」もこの特徴から来ています。シベリアなどで繁殖し、冬鳥として街中の公園にも見られ、あまり人怖じしません。東京/上野の不忍池では近年、渡来数が減少しているとの報告もあります。
写真:内山 敦美(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

シロハラ
シロハラ(2006年1月16日掲載)
ムクドリとほぼ同大で、ツグミと同じ仲間。中国東北部などで繁殖し、冬鳥としてほぼ日本全国に渡ってきます。本州中部以南では主に薄暗い林にすみ、地面で落ち葉をめくって虫などのエサを探すため、姿がなかなか見えず、代わりにガサッという音だけが静かな林に響くこともあります。写真のように、色づいた木の実も食します。
写真:天本 清(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

キンクロハジロ
キンクロハジロ(2006年1月23日掲載)
カルガモより小さなカモ。飛ぶと翼に白い帯が現れ、これが「羽白(はじろ)」の名の由来とされます。オスは紫色がかった黒い頭と金色の目が特徴で、後頭部にはおさげ髪のような飾り羽があります。北海道で少数が繁殖しますが、多くはシベリアから渡って来る冬鳥です。湖沼や公園の池、海にも見られ、潜って水草や貝を食べます。
写真:進藤 昌春(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

シメ
シメ(2006年1月30日掲載)
スズメより少し大きく、ずんぐりとした丸っこい体型。尾は短めです。木の実やタネを割って食べるのに適した太いくちばしは、オスの場合、春に肌色から鉛色へと変化します。中国東北部や北海道などで繁殖し、暖地に渡って冬を越しますが、越冬地では単独で過ごすことが多いようです。「ピチッ」「ツィー」という声を発します。
写真:海老原 龍夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

タシギ
タシギ(2006年2月6日掲載)
名のとおり、水田でよく見られるシギ。地中のエサを捕らえる、長いくちばしを含む大きさはハトほどです。ロシアなどで繁殖し、日本には旅鳥、または冬鳥として渡ってきます。時に足元から「ジェッ」という声を発して急に飛び立つため、驚かされることがあります。識別の難しい、似た数種とともに「ジシギ類」と総称されます。
写真:岸 久司(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

アオゲラ
アオゲラ(2006年2月13日掲載)
青とついていますが、全体的に緑がかった色が目立つキツツキ。ムクドリより少し大きく、ほっそりとしています。オスは頭上が後頭部まで赤い色です。日本固有の種ですが、北海道や沖縄では見られません。主に山地に生息しており、近年は街中の公園でも観察されるようになりました。「ピョー」という、かん高い声で鳴きます。
写真:冨山 義則(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ヒドリガモ
ヒドリガモ(2006年2月20日掲載)
体長は約50センチ。オス(写真)の頭部は赤茶色をしており、名は「緋色の鳥=緋鳥(ひどり)」に由来するという説があります。額のクリーム色も特徴的ですが、メスは全体的に褐色で地味です。ロシアなどで繁殖し、冬鳥として全国の湖沼や河川などで見られます。時に陸上でも草を食べ、「ピュー」と口笛のような声で鳴きます。
写真:進藤 昌春(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コハクチョウ
コハクチョウ(2006年2月27日掲載)
翼を広げると2mにもなる、白く大きな鳥。北極圏で繁殖し、主に北海道経由で日本に渡来する冬鳥です。北の鳥というイメージが強いですが、島根県中海や宍道湖など西日本の一部では毎年冬を越しており、今冬は東京でも各地(含む小笠原)で観察されました。越冬地では、灰色をした幼鳥を含む、家族単位の群れで過ごします。
写真:松岡憲一(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

シジュウカラ
シジュウカラ(2006年12月4日掲載)
スズメと同大。ほおは白く背は青みのある灰色、首のあたりは黄緑色です。下面にはネクタイのような黒い縦線があり、オスは下腹部で太くなっています。日本全国の市街地から山地にかけて普通に見られ、樹洞などで子育てをします。秋から冬にかけては他のカラ類などとも群れをつくり、「ツピピ、ジュクジュク」などと鳴きます。
写真:渡邉倬也(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ノスリ
ノスリ(2006年12月11日掲載)
ハシブトガラスとほぼ同じ大きさのタカ。全体は明るい褐色で、飛んだ時に下面の両翼には黒斑が一つづつ現れ、尾は扇子を広げたような形をしています。九州以北の森林で繁殖し、冬は全国の農耕地などで電柱にじっと止まり、ネズミを狙う姿をよく見かけます。時おり、空中で羽ばたきながら停止し、滑空して獲物を捕らえます。
写真:石成英一(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

アトリ
アトリ(2006年12月18日掲載)
スズメより少し大きく、胸から腹にかけてオレンジ色が目立ちます。秋にロシアなどから渡って来る冬鳥で、渡来してすぐは山地におり、その後、平野部に移動することが多いようです。時おり空を覆うほどの大群となって電線にとまったり林にねぐらをとるため、話題になることもあります。オスの頭部は繁殖期を前に黒色へ変化します。
写真:渡辺和行(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ヨシガモ
ヨシガモ(2006年12月25日掲載)
カルガモより小さく、繁殖期のオスはナポレオン帽のような独特の形をした頭、一部長くのびた翼の羽が特徴です。名はその姿が葦(よし)でつくった蓑(みの)を着ているように見えることから「蓑葦ガモ」に由来します。北海道で少数が繁殖しますが、多くは冬鳥としてロシアなどから全国の湖沼や河川、湾などに渡ってきます。
写真:久野守正(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

タゲリ
タゲリ(2007年1月9日掲載)
チドリの仲間でハトほどの大きさ。本州の限られた地域で繁殖しますが、主に冬鳥として中国東北部やロシアから本州以南の田んぼなどに渡ってきます。成鳥では長く伸びた頭上の羽が印象的。群れで生活することが多く、翼をふわふわと羽ばたかせながら飛びますが、編隊を組むことはまずありません。「ミュー」という声で鳴きます。
写真:金高洋子(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コミミズク
コミミズク(2007年1月15日掲載)
ハトよりも少し大きいフクロウの仲間。頭上には小さな羽角(うかく/耳のように見える羽)があります。中国東北部やロシアで繁殖し、冬鳥として日本全国の農耕地や海岸近くの草はらに渡来します。日中は地上の草陰で休み、主に夕方から幅広い翼をふわふわと羽ばたかせながら低空を飛び、ネズミなどを狙ってすばやく捕らえます。
写真:渡邉倬也(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

オオタカ
オオタカ(2007年1月22日掲載)
遠くの横枝に見える白っぽいかたまりの正体は、この鳥かも知れません。カラス大のタカで雌雄は同じ色。成鳥では白い眉、目のまわりの黒、胸から腹にかけての細かい横じまが特徴です。主に本州と北海道の里山などで繁殖し、冬は全国の農耕地や河川でも見られます。ハトなど中〜大型の鳥類を捕らえて食べることが多いようです。
写真:石成英一(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ホシハジロ
ホシハジロ(2007年1月29日掲載)
カルガモより小さいカモ。写真のようにオスは頭部と首が赤茶色、胸が黒、からだは灰色をしており、目が充血したように赤いのが特徴です。メスは全身が薄いこげ茶色をしています。ロシアなどで繁殖し、冬鳥として群れになり全国の湖沼や湾など、また公園の池でもよく見られます。潜水して主に水草、その他カニなども食べます。
写真:小山幹雄(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

マヒワ
マヒワ(2007年2月5日掲載)
スズメよりもずっと小さい、アトリの仲間。雌雄ともにレモン色をしていますが、特にオスは色が鮮やかです。本州中部以北の山地の針葉樹林などで繁殖し、冬鳥として大陸からも全国に渡って来ます。群れで行動することが多く、「チュイーン」と鳴きながら林間の高いところを移動しては、カラマツやハンノキなどのタネを食べます。
写真:渡辺和行(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ミコアイサ
ミコアイサ(2007年2月13日掲載)
カルガモと比べるとずっと小さく、ハトよりも少し大きいカモの仲間。この種を含めアイサ類はどれも先がカギ形に曲がった細いくちばしが特徴で、水中によく潜って主に魚を食べます。写真のオスはその白黒の模様から「パンダガモ」というニックネームで呼ばれています。ロシアなどから全国の湖沼や河川に渡って来る冬鳥です。
写真:藤平周峰(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ミユビシギ
ミユビシギ(2007年2月20日掲載)
スズメとムクドリの中間ほどの大きさ。北極圏で繁殖するシギで、東南アジアなどで冬を越します。日本にはその渡り途中に立ち寄りますが、本州以南では越冬もしています。特に海岸線で多く見られ、波打ち際で群れとなり、くちばしで土中の小動物などをとります。波の進退とともにちょこちょこと動く様子は、とても印象的です。
写真:岸 久司(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ミヤコドリ
ミヤコドリ(2007年2月27日掲載)
ハトとカラスの中間ほどの大きさ。黒と白のはっきりしたからだに赤いくちばしと足が印象的。ロシアなどで繁殖し、中国南部などで冬を越します。日本にはその渡り途中、稀な旅鳥として砂浜や海岸に立ち寄りますが、本州以南の数ヶ所では越冬もしています。英名である「オイスターキャッチャー」どおり、牡蠣なども食します。
写真:ふく太郎(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ページトップへ
アカコッコからの手紙 サンクチュアリの現場から 季節の野鳥 生息環境別に野鳥を見る フォトギャラリー ライブカメラ 動画ギャラリー フォトギャラリー種類別バックナンバー 4コマまんが 野鳥にまつわるアレやコレ 野鳥クイズ 野鳥神経衰弱ゲーム 野鳥ジグソーパズル ぬりえ・オリジナル工作 よくある質問と回答 野鳥ことば事典 参考となる図書・資料 当会へのお問い合わせ ヒナをみつけた場合 ケガした鳥を見つけた場合 ご入会 ご寄付 ネットショッピング 日本野鳥の会とは 個人情報の取扱いについて リンクについて サイトマップ