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野鳥だより・自然ごよみ

 

季節の野鳥

春の野鳥

メジロ
メジロ(2005年4月20日掲載)
花咲く梅の枝間を忙しく動く小鳥。梅に・・・とくれば、ウグイス? でも、じつはこの鳥、メジロと考えてほぼ間違いなし。名のとおり目の周りが白く、これからは桜の花にも集まり、くちばしを差し込んで蜜を吸います。梅と春告鳥の鶯は、なるほどよい取り合わせですが、実際はウグイスが蜜を吸いに来ることはあまりありません。
写真:森迫 磐雄(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ツバメ
ツバメ(2005年4月25日掲載)
ご近所では、もうツバメの姿が見られましたか。毎年この季節になると、遠く東南アジアから子育てのため日本に渡って来るのです。燕尾服といい、軒下に泥で巣を作ることといい、なじみのある野鳥ですね。あまり知られていませんが、夏の終わりからヨシ原などに大きなねぐらをつくり、夕方に乱舞する光景を見ることができます。
写真:宮間 雄二(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ヒバリ
ヒバリ(2005年5月2日掲載)
一面に広がる田畑。上空から節回しの複雑な声が聞こえて来ます。ヒバリのオスが、はばたきながら鳴いているのです。と、みるみるうちに、まっすぐ地面に下りました。スズメより少し大きく、頭には冠羽があるのが特徴。詩歌にもよく登場する、日本人になじみ深い野鳥ですが、近年、その数が減少しているとの報告もあります。
写真:佐藤 浩之(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

キジ
キジ(2005年5月9日掲載)
ご存知、日本の国鳥。物語にもよく登場します。長い尾が特徴で、オス(写真)は、「ケーン、ケーン」と大きな声で鳴き、その後、強く羽ばたく動作をします。一夫多妻の習性を持ち、巣を作り、卵を抱いてヒナを育てるのは、メス。こちらはからだ全体が褐色をしており、地上でも目立たず、保護色となっています。
写真:中村 多加夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

オオルリ
オオルリ(2005年5月16日掲載)
初夏、渓流沿いに森を歩くと、上から流れるような声が降ってきます。日本三鳴鳥のひとつ、オオルリのさえずりです。鳴いているのはオス。背中は美しい瑠璃色をしていますが、下からだと逆光で黒っぽくしか見えないことも多いようです。東南アジアから渡って来る夏鳥で、春と秋の渡り途中には時々、街中の公園でも見られます。
写真:岸 久司(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

キビタキ
キビタキ(2005年5月23日掲載)
名は「黄色いヒタキ」の意。そのとおりオスは、眉と胸からお腹にかけてが黄色く、喉はオレンジ色、翼には白斑があり、とてもきれいです。卵を抱くメスは、全体が地味なオリーブ色をしています。東南アジアから全国の山に渡って来る、スズメ大の夏鳥。声も美しく、新緑がまぶしいこの季節に、森で出会いたい鳥のひとつです。
写真:小原 潔(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コゲラ
コゲラ(2005年5月30日掲載)
スズメほどの大きさの、日本で一番小さなキツツキ。最近は都市部でも見られるようになりました。尾羽でからだを支えながら木を上る様子は、とても愛らしいものです。木肌と同じような色で目立ちませんが、時おり「ギー」と、きしむような声を出すため、それでいるのに気づくこともあります。ぜひ近所で探してみて下さい。
写真:藤平 周峰(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ウグイス
ウグイス(2006年3月6日掲載)
スズメほどの大きさ。体は茶褐色で地味。笹やぶを好みます。庭に来るウグイスはこれじゃないわ、という方は、花の蜜を吸いに来たメジロと混同しているのかも知れません。全国の山地で繁殖し、「ホーホケキョ」とおなじみの美声でさえずりますが、より低いところに下りて過ごす冬期は、「チャッ、チャッ」としか発しません。
写真:高久 健(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

チョウゲンボウ
チョウゲンボウ(2006年3月13日掲載)
ハトほどの大きさのハヤブサの仲間。体つきはスマートで、尾が長く見えます。本州中部以北の崖などで繁殖するほか、最近は市街地のビルで子育てをする例も増えています。冬は全国の農耕地などに見られます。ひらひらと飛び、この写真のように、はばたきながら空中に留まってネズミなどの獲物をねらい、降下してとらえます。
写真:佐藤 浩之(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ユリカモメ
ユリカモメ(2006年3月20日掲載)
街中の川で最もよく見られるカモメ。赤いくちばしと脚が特徴で、群れになって行動します。「名にし負はば、いざこと問はむ・・」の歌にある「都鳥」は、この鳥のことです。春になると、頭の白い羽は黒い羽へと抜けかわり、繁殖地であるシベリア方面に帰る前には、ほとんどの個体がまるで黒頭巾をかぶったようになっています。
写真:狩野 浩和(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コジュケイ
コジュケイ(2006年3月27日掲載)
低山の林や竹やぶから「ちょっと、こーい。ちょっと、こーい。」と大きな声で呼ばれたことはありませんか。姿がなかなか見えませんが、正体はこの鳥。ハトほどの大きさで、キジやウズラと同じ仲間。地面を歩きながらエサを探します。大正時代に中国南部から持ち込まれた、いわゆる外来種で、その後日本全国に定着しました。
写真:齋藤 賢一(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ハマシギ
ハマシギ(2006年4月3日掲載)
ムクドリほどの大きさのシギで、少し下に曲がった比較的長いくちばしが特徴。夏羽は腹に黒い斑が現れます。北極圏で繁殖し、日本には渡り途中の春と秋に立ち寄るほか、本州以南では越冬もしています。干潟や河口で群れとなり、せわしなく動き回ってはゴカイなどを食べます。大群でいっせいに飛ぶ姿は、とても美しいものです。
写真:岸 久司(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

キレンジャク
キレンジャク(2006年4月10日掲載)
ムクドリより少し小さく、ぶどう色を帯びたからだ、頭にある冠羽が特徴。尾の先は黄色です。主に北日本に渡来する冬鳥ですが、数は増減し、全く見られない年もあります。今の時期になると、移動途中と思われる群れがどこからともなく現れ、ニュースになります。「チリリ・・」という細い声で鳴き、ヤドリギの実などを食べます。
写真:進藤 昌春(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

キョウジョシギ
キョウジョシギ(2006年4月17日掲載)
ムクドリほどの大きさのシギ。夏羽は写真のように美しく、ここから「京女(きょうじょ)」という名がついたとされます。短めのくちばしは、やや上に反っており、海岸などで小石をひっくり返し、その下に潜むエサを食べます。繁殖地である北極圏と越冬地である東南アジアを行き来する旅鳥で、主に春と秋、日本に立ち寄ります。
写真:ふく太郎(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

センダイムシクイ
センダイムシクイ(2006年4月24日掲載)
繁殖のため、春に越冬先の東南アジアから全国の低山などに渡ってくる、スズメ大の夏鳥です。この時期は渡りの途中、街中の公園にも立ち寄るので、出会うチャンス大。新緑と同じような色で、枝間を細かに動くため見つけにくいですが、「チヨ、チヨ、ビー」という特徴ある声を頼りに、早朝の散歩中にでも探してみてください。
写真:大沢 琢雄(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

セイタカシギ
セイタカシギ(2006年5月1日掲載)
ほっそりとした体つきに、長くてピンク色をした足。一度見ると忘れられないほど美しい鳥です。多くは渡り途中の春と秋、湿地や干潟などに立ち寄る旅鳥ですが、東京湾などでは繁殖や越冬もしています。以前は珍しかったこの鳥も、最近では比較的よく見られるようになりました。細いくちばしを動かして水中の虫などを食べます。
写真:尾崎 豊(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

スズメ
スズメ(2006年5月8日掲載)
おなじみの野鳥ですが、人家近くでのみ暮らしているため、奥山の森ではほとんど見ることができません。季節によって小規模な移動もします。屋根瓦の隙間などで子育てをし、繁殖後は竹やぶなどに集団でねぐらをとります。からだを清潔に保つため、多くの鳥と同じように水浴びをしますが、写真のような砂浴びもよく行います。
写真:森迫 磐雄(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コルリ
コルリ(2006年5月15日掲載)
スズメほどの大きさの夏鳥で、本州中部以北のやや標高の高い山地に渡来します。その名のとおり、オスの背は美しい瑠璃色。林中の地面でエサをとり、倒木上などで「チッ、チッ、チッ・・・」と前奏をつけ、その後「ピンリリリ」と一気にさえずります。声は近くでしていても、姿を探し出すことが意外と難しい鳥でもあります。
写真:渡辺 和行(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ホトトギス
ホトトギス(2006年5月22日掲載)
ハト大の夏鳥。「目には青葉、山ほととぎす、初鰹」とあるように、ちょうど今頃、新緑の季節に東南アジアから渡来します。「特許許可局」とも聞かれる特徴ある声で、日中だけでなく夜も、また飛びながらも鳴きます。カッコウの仲間ゆえ、ウグイスなどの巣に卵を産み育ててもらう、いわゆる托卵(たくらん)の習性があります。
写真:鈴木 伊織(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ゴイサギ
ゴイサギ(2006年5月29日掲載)
カラス大のサギ。首は短くずんぐりとしています。黄色っぽいあし、充血したような赤い目が印象的です。主に夕方から活動をはじめ、水辺でエサとなる魚などを狙います。飛びながら「クワッ」と鳴くため、夜にまっ暗な空から声が降って来ることもあります。本州から九州の竹林などで他のサギ類とも混じり、集団で繁殖をします。
写真:藤崎 省三(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ミソサザイ
ミソサザイ(2007年3月6日掲載)
日本最小の野鳥のひとつ。体長は10センチほどしかありません。オスは渓流が走る山地の森で、早春からその体に似合わず大きく美しい声でさえずります。冬は低地の林でも見られ、小川沿いの苔むした崖などで食べ物を探しますが、その動きはすばやく、まるでゲーム中にこげ茶色のピンポン玉が台の上を行き来しているようです。
写真:中島 忍(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ハジロカイツブリ
ハジロカイツブリ(2007年3月12日掲載)
ハトほどの大きさのカイツブリの仲間。冬鳥として全国の外海や港湾、湖や河口などに見られ、時に数百羽を超す大きな群れになることもあります。赤い目と少し上に反ったくちばしが特徴です。写真は冬羽ですが、夏羽では全体が黒っぽく腹は赤茶色となり、頭部には金色の飾り羽が現れます。水中によく潜り、魚などを捕らえます。
写真:岸 久司(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ツリスガラ
ツリスガラ(2007年3月19日掲載)
風の弱い日、冬枯れのヨシ原から「ツィー」という細い声が聞こえます。待っていると穂先の方にスズメよりも小さな、この鳥が上ってきて姿を見せるはず。虫などを食べているのです。以前は珍しい鳥でしたが、分布が広がり西日本では現在、普通に見られる冬鳥となっています。サングラスをかけたような顔の模様が特徴的です。
写真:加藤元廣(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ハヤブサ
ハヤブサ(2007年3月28日掲載)
カラスよりやや小さい猛禽。海岸の断崖などで繁殖しますが、ビルなど人工物を利用した例もあります。頬には髭のような斑があり、胸から腹にかけて成鳥では横の、幼鳥では縦の縞が入っています。冬は湖沼や農耕地でも見られ、鋭いくちばしと足爪でカモなど大型の鳥を捕らえます。飛ぶと翼の先がとがっているのがわかります。
写真:家長栄之助(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ヒレンジャク
ヒレンジャク(2007年4月3日掲載)
ムクドリとほぼ同大で姿形もよく似た冬鳥。全体が濃いベージュ色をしており、尾羽の先端は赤く、よく似たキレンジャクはここが黄色いことで見分けられます。頭上には冠状の羽があり目立ちます。「ヒー、チリチリ」という細い声で存在に気づくこともよくあります。木の実などを食べに群れで集まり、近くの電線にも止まります。
写真:渡邉倬也(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ツルシギ
ツルシギ(2007年4月10日掲載)
ハト大のシギ。長く赤い足が特徴。繁殖期の夏羽では写真のように全身が黒くなります。北極圏で繁殖し東南アジアで冬を越すため、日本へはその往復の春と秋に旅鳥として渡来します。春の方が数が多く、2月にはその姿が見られます。干潟よりも蓮田や水田などを好むようで、水につかりながらエサをついばむ様子が観察されます。
写真:岸 久司(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ホオジロ
ホオジロ(2007年4月16日掲載)
色や大きさがよく似たスズメとは茶色の下面や顔の模様で見分けられます。名は「頬白」ですが、実際に細長い白斑があるのは目下あたり。北海道では主に春から秋、その他の地域では1年を通して農耕地や山野で普通に見られ、繁殖期には電線や枝先で長く美しい声でさえずります。冬は小群となり地上で植物の種子などを食べます。
写真:立松通男(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

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