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野鳥だより・自然ごよみ

 

季節の野鳥

秋の野鳥

カワラヒワ
カワラヒワ(2005年9月5日掲載)
全国で見られ、街路樹にも巣をかまえます。スズメほどの大きさで、オリーブ色のからだ、太めのくちばしが特徴。翼にある黄色の模様は、飛ぶと帯になり目立ちます。「キリキリ・・」と鳴く声は、なるほど、同じ仲間のカナリアのよう。主に植物の種子を食べ、これからの季節、花の終わったヒマワリやコスモスにも群れで訪れます。
写真:藤平 周峰(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

アオアシシギ
アオアシシギ(2005年9月12日掲載)
ハト大のシギ。あしが長く、スマートな体つきで、くちばしは少し上に反っています。ロシアなどで子育てをし、越冬地である東南アジアとの間を行き来する途中の春と秋、全国の干潟などに立ち寄ります。「キョーキョーキョー」という3音節の甲高い声は、この時期にまだ暑い水辺で聞くと、いかにも涼しげで秋を感じさせます。
写真:海老原 龍夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ゴジュウカラ
ゴジュウカラ(2005年9月20日掲載)
九州以北の主に山地にすむ、スズメほどの大きさの鳥。北海道では平地でも見られます。ほかの鳥と同じような格好で枝にとまるだけでなく、キツツキよろしく、幹に縦にとまったり、また、頭を下に、つまり逆さになって下りてきたりと、何とも面白い動きをします。実を樹皮の間にはさみ、くちばしで割って食べることもあります。
写真:大沢 琢雄(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ノビタキ
ノビタキ(2005年9月26日掲載)
稲刈り途中の田んぼで、穂先や杭に止まったこの鳥を見かけることも多いでしょう。主に本州中部以北の高原などに渡来する、スズメほどの大きさの夏鳥ですが、春と秋の渡りの時期には、平地の草はらなどでも見られるのです。頭が黒く胸がオレンジ色をした夏羽のオスも、秋には全体がメスと同じような地味な色となっています。
写真:宮沢 文男(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

サシバ
サシバ(2005年10月3日掲載)
「鷹一つ見つけてうれし伊良湖崎」(芭蕉)。ここに登場するタカは、おそらくこの鳥。カラスほどの大きさで、本州や九州の里山で繁殖し、奄美諸島以南に渡って冬を越します。その渡りを見る好機となるのが、秋風の吹くちょうど今ごろ。青空を背景に流れるように飛んでいきます。皆さんも時々、晴れた空を見上げてみませんか。
写真:尾崎 豊(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

モズ
モズ(2005年10月11日掲載)
「キィーキキキ・・・」。この季節になると、甲高く鋭い声が聞かれます。これがモズの「高鳴き」。秋から冬にかけて、雌雄それぞれがエサを確保するためのなわばりをつくり、鳴きながら守るのです。全国の里山などに見られ、体はスズメよりも少し大きく、長めの尾を回すように動かすのが特徴。オスには翼に白斑があります。
真:塚本 英夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

エゾビタキ
エゾビタキ(2005年10月17日掲載)
スズメほどの大きさ。からだ全体は灰色で、胸から腹にかけての黒い縦班が特徴です。ロシア沿海州などで繁殖し、東南アジアで冬を越すため、日本へは、その間を行き来する春と秋に立ち寄ります。秋は、写真のようにクマノミズキなどの実を食べに集まるので、ウォッチングするには、実のついた木を探して待つとよいでしょう。
写真:家長 栄之助(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ジョウビタキ
ジョウビタキ(2005年10月24日掲載)
中国東北部などで繁殖し、ちょうど今の時期、越冬のため日本に渡って来ます。スズメほどの大きさで、雌雄ともに翼には白斑があり、オスの下面はオレンジ色、メスは全体が褐色をしています。「ヒッ、ヒッ」という声で鳴き、尾を震わせたり、頭を下げるお辞儀のような動作が特徴的。冬は1羽で行動し、杭の上などによく止まります。
写真:梅本 高男(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

オオバン
オオバン(2005年10月31日掲載)
カモに似ていますが、足指には水かきがなく、あのヤンバルクイナと同じ仲間です。墨のように黒い体、白いくちばしと小判型の額、充血したような赤い目が特徴。主に九州以北で局地的に繁殖し、北方のものは南に渡って冬を越します。湖沼や池にすみ、首を前後に動かしながら泳いでは、時おり潜って水中の草や虫などを食べます。
写真:海老原 龍夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ムギマキ
ムギマキ(2005年11月7日掲載)
ヒタキの仲間でスズメほどの大きさ。写真はメス。ロシア沿海州などで繁殖し、東南アジアで冬を越します。日本へはその渡り途中に立ち寄る「旅鳥」で、秋にはカラスザンショウなどの実を食べに来ます。名は、麦を播く時期に見られることに由来し、九州では10月中旬から11月上旬が観察の適期で、他の旅鳥に比べてやや遅めです。
写真:白川 吉行(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

アカハラ
アカハラ(2005年11月14日掲載)
ツグミの仲間でムクドリ大。雌雄ともに名のとおり、胸から腹にかけて赤味を帯びたオレンジ色をしています。本州中部以北の明るい林などで繁殖し、より南へ渡って冬を越します。秋には写真のように、熟したカキに集まる様子も見られます。繁殖期は、美しい声でさえずりますが、それ以外は「ツィー」といった声しか発しません。
写真:岸 久司(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

マガン
マガン(2005年11月21日掲載)
カモより大きいガンの仲間。北極圏で繁殖し、日本には冬鳥として渡ってきます。主な越冬地である石川県片野鴨池や宮城県伊豆沼などでは、数百から数万羽の群れを見ることができ、特に編隊を組んで飛ぶさまは圧巻です。ピンク色のくちばしと根元の白い輪、腹の黒い横じまが特徴。「カハハン、カハハン」と甲高い声で鳴きます。
写真:鈴田 則文(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ムクドリ
ムクドリ(2005年11月28日掲載)
スズメとハトの中間ほどの大きさ。オレンジ色のくちばしと足、飛ぶと白色の腰が目立ちます。足を交互に出して歩きながら地面で虫を捕らえ、秋は熟し柿にも集まります。家の戸袋などにも巣をつくって子育てし、繁殖後の晩夏から冬にかけて、数千から数万羽もの群れで街路樹などにねぐらをとるため、話題になることもあります。
写真:寺尾 時春(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

トウネン
トウネン(2006年9月4日掲載)
スズメほどの大きさのシギ。名は「当年」で、今年生まれたもの、の意。それほど小さいということに由来しています。北極圏周辺で繁殖し、東南アジアやオーストラリアなどで冬を越します。日本へは主に春と秋に旅鳥として渡来し、干潟や水田などで見られます。群れとなり、せわしなく動きながら、土中のゴカイなどを食べます。
写真:中村多加夫(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ハクセキレイ
ハクセキレイ(2006年9月11日掲載)
スズメより少し大きく、からだはスマート。白、灰、黒を基調とした色合いです。河川や田畑などの水辺で見られ、長めの尾を上下に振りながら地上を歩き、虫を探します。九州以北で繁殖し、冬は暖かい地方へ移動します。橋の下や街路樹などに集団でねぐらをとり、「チュチュン、チュチュン」と鳴きながら、波形を描いて飛びます。
写真:藤平周峰(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ハチクマ
ハチクマ(2006年9月19日掲載)
トビより少し小さいタカ。越冬地の東南アジアから九州以北に夏鳥として渡来しますが、春は朝鮮半島経由で、秋は九州北部から中国大陸を経て渡ることが確認されています。主にクロスズメバチの巣を地中から掘り出し、ヒナに幼虫を与え育てます。9月は渡りを見る好期。見晴らしのよい高台や岬などで空を見上げてみましょう。
写真:久野守正(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ヒバリシギ
ヒバリシギ(2006年9月25日掲載)
スズメと同大の小さなシギ。からだ全体は茶色味を帯びており、長めのあしと首により、スマートに見えます。シベリアなどで繁殖し、沖縄以南で越冬するため、その間を行き来する途中の春と秋に、全国の水辺で見られます。干潟よりは水田などを好み、草間で採食します。大きな群れはつくらず、数羽で行動することが多いようです。
写真:渡辺健三(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ツツドリ
ツツドリ(2006年10月2日掲載)
ハトほどの大きさでスマート。九州以北の山地に東南アジアから渡来する夏鳥で、「ポポ、ポポ」と筒をたたくように鳴くため、この名があります。カッコウと同じ仲間ゆえ、他の野鳥の巣に卵を産み、ヒナを育ててもらう「托卵」という習性を持っています。秋の渡り途中には、発生した毛虫を食べる姿が街なかの公園でも見られます。
写真:立松通男(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ヒヨドリ
ヒヨドリ(2006年10月10日掲載)
スズメとハトの中間ほどの大きさで、尾は長くスマート。名のとおり、「ヒーヨ、ヒーヨ」と騒がしく鳴きます。全国で見られますが、じつは世界中で日本の周辺にしか生息していません。北の地方で繁殖をしたものは、秋に群れをつくり南方へと渡ります。ツバキなどの蜜を吸うため、嘴のまわりがときどき花粉で黄色くなっています。
写真:小山幹雄(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

コサギ
コサギ(2006年10月16日掲載)
いわゆる「シラサギ」のひとつで、足指の黄色が目立ちます。長いくちばしとあしを持ち、首は曲げて飛ぶのがこの仲間に共通する特徴です。本州と九州の竹林などで他のサギ類と集団で繁殖し、夏は少数が北海道で、冬は沖縄でも見られます。河川など水辺で、時に足を震わせながら魚などを追い出し、くちばしで捕らえて食べます。
写真:藤崎省三(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

マミチャジナイ
マミチャジナイ(2006年10月23日掲載)
ムクドリほどの大きさ。ジナイとはツグミの古称で、名は「眉が茶色いツグミの仲間」ですが、実際の眉は白いのが特徴。中国東北部などで繁殖し、東南アジアで冬を越します。日本には渡り途中の春秋に立ち寄りますが、数は秋の方が多いようです。この時期は群れになり薄暗い林で実などを食すため、なかなか姿が見られません。
写真:藤崎省三(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

カワウ
カワウ(2006年10月30日掲載)
カルガモよりさらに大きく、全長は80センチほど。からだ全体がほとんど黒く、背は褐色味を帯びています。本州と九州の島などで樹上に巣をつくり、時にサギの仲間とともに集団で繁殖します。河川や湖沼などに見られ、主に魚を食べます。編隊を組んで飛ぶため、この時期は大きさの近いガン類の渡りと間違われることもあります。
写真:落合英二(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

エナガ
エナガ(2006年11月6日掲載)
スズメよりも小さく、尾が長いのが特徴。北海道のものは顔全体が白色です。九州以北の林で1年を通して見ることができます。コケを用いて樹木の又などに目立たない丸い巣をつくり子育てをします。秋から冬にかけては、数羽でシジュウカラやコゲラ、メジロなどとも一緒の群れになり、ジュリリ、ジュリリと鳴きながら行動します。
写真:渡辺和行(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

ツグミ
ツグミ(2006年11月13日掲載)
ムクドリと同大。胸を張った体形も似ていますが、背中は茶色で腹には黒い模様があり、これらには個体差が見られます。冬鳥として秋、ロシアなどから全国の農耕地や林に渡来します。越冬地では主に木の実を食べ、春の渡去前は芝生に集まり、土中のミミズなどを食べる様子も観察されます。クワッ、クィッといった声で鳴きます。
写真:梅本高男(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

マガモ
マガモ(2006年11月20日掲載)
カルガモとほぼ同大。オスは光線の具合によって紫色にも見える緑の頭、黄色いくちばし、白い首輪が特徴。おしりにはカールした飾り羽があり、この羽はマガモを改良した白いアヒルにも見ることができます。一方メスは全体が地味な茶色をしています。本州以北で繁殖し、冬は全国の湖沼や河川、海などに群れをつくり生息します。
写真:関本暢之(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

セグロセキレイ
セグロセキレイ(2006年11月27日掲載)
スズメより少し大きくスマート。全体的に白黒がはっきりとした色合をしており、頭から背中にかけては黒く、眉のみ白いのが特徴です。日本固有の野鳥で、九州以北の主に中流より上部の河川などで見られます。あしを交互に運んで歩き、長めの尾を上下に動かします。波型を描くように飛びながら「ジュ、ジュ・・・」と鳴きます。
写真:黒澤 智(野鳥フォトギャラリー投稿作品)
解説:中村 聡(日本野鳥の会)

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