シジュウカラ
白いほお、胸から腹に黒いネクタイ模様(雄は雌に比べて太い)。 全長:14cm 市街地から山地まで。 「チッチー」などの細い声はシジュウカラ科に共通しているが、「ジュクジュク」と濁った本種の声は独特。 巣材にコケや獣毛を用いる。 さえずりは、細い声で「ツーピー」や「ツツピー」を繰り返す。 幼鳥は「シーシーシー」といった声。 ヒナの巣立ちには3週間ほどかかる(スズメのヒナは2週間ほど)。
白いほお、胸から腹に黒いネクタイ模様(雄は雌に比べて太い)。 全長:14cm 市街地から山地まで。 「チッチー」などの細い声はシジュウカラ科に共通しているが、「ジュクジュク」と濁った本種の声は独特。 巣材にコケや獣毛を用いる。 さえずりは、細い声で「ツーピー」や「ツツピー」を繰り返す。 幼鳥は「シーシーシー」といった声。 ヒナの巣立ちには3週間ほどかかる(スズメのヒナは2週間ほど)。
「ピーヨ」または「キーヨ」と甲高く、のばす声。 全長:27cm 市街地から山地の林。 秋に南西方向に移動する群れが見られる。 目の下の後方は茶色。 興奮すると頭の羽毛を逆立てる。 「ピーヨロイ、ロピ」などと鳴くこともある。 朝鮮半島など日本周辺にしかいない。 南方の島にすむ亜種は色が濃い。
橙色の足とくちばし、短い尾が特徴。 全長:24cm 翼開長:40cm 非繁殖期は、九州以北の農耕地、芝生などの開けた環境に群れる(北海道では主に夏鳥) 飛ぶと腰の白色が目立つ。 「キュルキュル」、「ジェー」、「ツィッ」などとさまざまな声を出す。
翼に白い斑、雄は胸から腹が橙色。 全長:15cm 根雪のない地域に冬鳥として渡来するが、最近、各地での繁殖確認が増えている。 林の周辺、河川敷、市街地の空き地など、やや開けた環境を好み、1羽でいる。 時々ピョコンとおじぎをして尾を震わせる。 澄んだ声で「ヒッ、ヒッ」、時に「カッカッ」と鳴く。
雄の過眼線は黒色(雌は褐色)。長めの尾を回すように振る。 全長:20cm 林の周辺、農耕地、河川敷などのやや開けた環境で繁殖。 北海道や山地では、秋冬に暖地や低地に移動。 「キチキチキチ」と続けたり、「ジュン、ジュン」などと鳴き、秋には「キーィキーィ」と甲高く鳴く。
ムクドリよりスマートで、眉斑、胸にまだら模様。 全長:24cm 秋に林に渡来するが、冬には農耕地、河川敷、芝生などの開けた地上で見る。 ムクドリより小走りに移動しては立ち止まる。 茶色味が濃い個体と薄い個体がいる。 ハチジョウツグミは、腹が橙色をした亜種。 「クィクィ」または「キュッキュー」と2声で鳴くことが多い。
白いほおに黒い過眼線、澄んだ声。 全長:21cm 広い河川、農耕地、市街地の空き地など開けた環境を好む。 春夏は北日本に、秋冬は積雪のない地域に多い。 「チュチュン、チュチュン」と鳴くほか、「チュリー」などとも鳴く。 雌は雄よりも黒味が少ない。 雄も冬羽の上面は淡くなる。 西日本には過眼線がない亜種がいる。
肌色で太めのくちばし、翼と尾に黄色の帯がある。M尾。 全長:14cm 九州以北。 林、草地、農耕地、河原に普通。 市街地では、空き地でタンポポなどの種子を食べる。 樹上に細い草を使った小さなおわん形の巣をつくる。 黄色い帯が飛ぶとよく目立つ。 高い声で「キリリリ」と鳴く。 さえずり:「キリリコロロ、チョンチョンジューィ。ジューィ」を繰り返すこともある。
腹が茶色、「チチッ」または「チチチッ」と短く続けて鳴く。 全長:16cm 屋久島以北。 林の周辺、農耕地、河川敷などのやや開けた環境にすむ(北海道では主に夏鳥で少ない)。 草地でよく採食する。 スズメより長めの尾で、顔に黒白の模様(雌は黒い部分が褐色)。 さえずり:木のこずえなどの目立つところで、細い声で早口に「チョッピーチリーチョチーツク」など。
胸から脇腹が赤茶色。 全長:24cm 本州以北のやや高い山地や東北、北海道の林で繁殖し、秋冬は積雪のない地域の林にすむ。 「シー」または「ツィー、キョキョキョッ」などと鳴く。 さえずり:「キャランキャランチリリ」と震えるような声。