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楽しみ方のヒント

 

教えて?安西さん

第60回(2010年7月号) 「白いスズメは、どのくらい珍しいのですか?」

4〜5月にヒナを巣立たせたペアでは、夏が終わるまでに再度繁殖するものがいます。たとえば、シジュウカラのさえずりが再び盛んになった場合、メスが2度目の抱卵に入った可能性もあります。
question 白いスズメは、どのくらい珍しいのですか?
answer スズメに限らず色素の欠如や過少によって白い、白っぽい、あるいは部分的に白い個体が産まれることがあります。どのくらいの確率なのかはわかりませんが、野鳥の生存率は低いので、冬を越して生きのびたとしたらかなり珍しいと言えるでしょう。

おまけ情報

 白いスズメは吉兆とみなされ、天皇や高貴な方に献上された記録が残っています。逆に色素過多で黒い、あるいは通常より黒っぽい鳥が産まれることがある(黒変)ほか、黄変、青変などを含めて「色変わり」と呼び、いろいろな鳥でさまざまな程度で見られることがあります。
 種の定義では「同じ種であれば交配して子孫を残すことができる」が重要ですが、同種でも遺伝的多様性によって個体差があるし、遺伝的変異も生じます。

リーダー役の方へ

 色変わりの鳥が見つかると、よくマスコミから「どのくらい珍しいか?」と聞かれます。統計的なデータはありませんが、秋冬には報道が減るので、変異が大きい個体は健康とは言えないかもしれないし、通常の個体より目立つとしたら、生き残るのが当たり前ではない野鳥の世界では大きなハンデでしょう。
 ただし、東京支部報2007年12月号などで継続観察が呼びかけられた、①の写真のような例もあります。
*①のスズメは川内博さんがUrban Birds,vol25(2008)で報告もされていて、観察地域がごく狭いことなど興味深いデータも得られています。

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