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楽しみ方のヒント

 

教えて?安西さん

第57回(2010年4月号) 「渡り鳥は、どうして決まった季節にやって来るのですか?」

黒いカラス類はよく似ていますが、雌雄はわかりやすい季節となります。抱卵中のメスに食物を運ぶ役割のオスは、のどをふくらませていることが多いからです。
question 渡り鳥は、どうして決まった季節にやって来るのですか?
answer 渡りには夏鳥・冬鳥、種ごとのちがいもあり、わかっていないことも多いのですが、適切な季節や場所を選択したものが生き残っていると考えられます。
写真/石田光史

おまけ情報

 「4月に渡来」とされる夏鳥でも、北海道では5月以降になる種もいます。渡来の時期は種ごとの食物と関係しているはずですから、気候、環境、地域によるちがいや変化もあるでしょう。ウトナイ湖で例年になく5月初旬に吹雪いたとき、たくさんの夏鳥の死体がサンクチュアリに届けられたこともありました。当会ホームページで展開している「見つけて渡り鳥」は全国的な野鳥の動きを知ろうという試みで、多くの情報を継続的に集めることが必要ですから、皆さまの情報もお待ちしています。

リーダー役の方へ

 多くの夏鳥で、オスが先に渡来することがわかっています。早く渡来したほうがなわばりやメスを得るのに有利になるのでしょうが、早すぎて命を落とすものもいるかもしれません。迷鳥や珍鳥も、同種でもすべてが同じ移動をしているわけではないことを示していますが、かつて迷鳥とされていた種が定期的に渡来するようになったり、繁殖したりという例もあります。生物多様性のひとつ「遺伝子の多様性」という観点からは、いろいろな個体がいることは種内の多様性として、種の存続や進化にはプラスとなります。

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