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楽しみ方のヒント

 

教えて?安西さん

第49回(2009年7月号) 「鳥の子どもは、いつまでヒナと呼ぶのですか?」

野鳥たちの子育ては早くも後半、目にする鳥はお父さんかお母さん、あるいはその子どもではないでしょうか?
question 鳥の子どもは、いつまでヒナと呼ぶのですか?
answer 生まれて間もない段階を「ヒナ」と呼ぶことが多いのですが、成長が早い種が多い一方、成長のしかたはさまざまなので、ヒナの段階を一概に定義することはできません。
※当会ではフィールドマナーとして「近づかないで、野鳥の巣」を呼びかけています。野鳥たちの子育てに影響がないようご配慮をお願いします。

おまけ情報

 欧米では早成性のヒナをchick、晩成性のヒナをnestlingと、しばしば区別して呼ぶそうです。
 早成性のキジ目・カモ目などのヒナはふわふわした羽毛(幼綿羽)に覆われた状態でふ化し、すぐに歩いて巣を離れます。ただし、その後、親鳥といる数十日間に幼羽が生えそろうまでは飛べません。幼羽とはふ化後、最初にまとう正羽(一本の軸を中心に面となって広がる羽毛)で、幼羽をまとった段階が幼鳥と呼ばれます。
 小鳥をはじめ多くの種のヒナは、裸で目も見えない状態でふ化するので晩成性とされますが、巣内で幼羽が生えそろい飛べる段階まで育って巣立ちするまで、わずか2週間ほどの種が少なくありません。

リーダー役の方へ

 小鳥の幼鳥は秋までに幼羽を換羽(定期的な羽の抜け替わり)します。その段階で全身換羽して成鳥と変わらないような姿になるスズメ・メジロ・ヒヨドリや、部分的に幼羽を残す種(2007年12月号第32回参照)などさまざまですが、翌年春まで生き残ると繁殖年齢に達するのが普通です。
 タカ科・カモメ科などでは、幼羽から成鳥の姿になるまで2〜数年を要する種が多く、その段階を若鳥と呼ぶこともあります。なお、成鳥とは繁殖できるようになった個体を意味しますが、換羽しても姿が変わらなくなった段階を指す場合もあります(一部に、成鳥の姿にならなくても繁殖を開始する種や個体がいる)。

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