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楽しみ方のヒント

 

教えて?安西さん

第47回(2009年5月号) 「野鳥のヒナはいつ、どうやって巣立つのですか?」

新緑とともに動き出す虫たちをエサに、小鳥たちの子育てが展開されます。これから初夏にかけて、野鳥のヒナたちが続々と巣立っていくでしょう。
question 野鳥のヒナはいつ、どうやって巣立つのですか?
answer スズメのヒナは午前中に巣穴から飛び出すように、ハシブトガラスでは夕方、枝移りするように巣立ちます。他の多くの種も含めて、親鳥は給餌を控えることで巣立ちを促すようです。
※当会ではフィールドマナーとして「近づかないで、野鳥の巣」を呼びかけています。野鳥たちの子育てに影響がないようご配慮をお願いします。

おまけ情報

 自然界では、生きのびることが当たり前ではありません。子育ても失敗が多いのですが、毎年春から繰り返されます。また、昨年生まれでも一冬を越えれば繁殖可能になる種が多く、春から初夏の野鳥たちは、ペアかファミリーであるのが普通です。連載第2回http://www.birdfan.net/bw/hint/anzai/002.htmlで紹介した ように、小鳥では孵化後2週間前後で羽毛が生え揃い巣立っていくヒナが多く、直後は少し小さかったりうまく飛べなかったりしても、すぐに大きさや体型では親鳥と区別がつかなくなります(地上営巣のカモ科やキジ科では、ヒナが小さいうちに巣を離れるので、親子がわかりやすい)。

リーダー役の方へ

 故黒田長久名誉会長によるハシブトガラスの観察では「雌は雛に呼びかけ声を発し、給餌間隔をあけ、空腹感から雛の巣立ちを促す。雄は監視し時折給餌する。巣壁に乗り出すようになった雛は、羽ばたきなどをして跳ね動き、やがて上の枝に移って巣立ち、夜はそのままそこで眠る」などの記載があります。カラス類は昨年生まれはまだ繁殖できない、巣立ちまで1か月ほど要し、ヒナの成長は不揃いなどの点で、小鳥の原則からは外れます(小鳥の多くは卵をすべて産み終えてから抱卵に入りヒナは一斉に孵化するが、カラス類は1個目から抱卵するので孵化がずれる)。
※「塒に集う〜ムクドリとカラスの世界〜」黒田奨学会.2004.を参照しました。

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