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楽しみ方のヒント

 

教えて?安西さん

第42回(2008年12月号) 「ハクチョウを「カモの仲間」として紹介している本がありましたが、本当ですか?」

カモ類のオスの衣替えが進行し、澄んだ声(オナガガモならプルッ、プルッ、コガモならピリッ、ピリッ)が響く頃になりました。
question ハクチョウを「カモの仲間」として紹介している本がありましたが、本当ですか?
answer 日本で記録されているオオハクチョウなど4種は、動物界―脊椎動物門―鳥綱―カモ目―カモ科―コブハクチョウ属に分類されるので、目や科の単位ではカモの仲間と呼んでも間違いではありません。


(写真2〜5/石田光史)

おまけ情報

 「鳥も動物ですか?」と聞かれることがあります。ほ乳綱(ほ乳類)をして動物と呼ぶこともありますが、分類の界の単位では鳥綱(鳥類)も動物の仲間といえます。「仲間」や「〜類」といういい方は、学術的な分類にこだわらず、単に「類縁関係が近い」「姿や習性が似ている」という意味で使われることが多く、ハクチョウの仲間といえばコブハクチョウ属、ガンの仲間なら同じくカモ科のコクガン属(シジュウカラガンなど)とマガン属(ヒシクイなど)を指すと考えてよいでしょう。カモ科の種をカモ類、ガン・ハクチョウ類とに分ける場合、後者は比較的大型で、雌雄同色、つがい関係が継続し、親子関係も冬まで続くなどがカモ類と違います。

リーダー役の方へ

 タカ目ハヤブサ科のハヤブサやチョウゲンボウは、目を単位にするなら「タカの仲間」、科を単位にするなら「ハヤブサの仲間」と呼ぶことができます。なお、多くの図鑑では属まで示していませんが、属の違いは学名を見ればわかります(学名は属と種の名で表記される)。また、分類については日本鳥学会による日本鳥類目録に準拠するのが普通ですが、近年、新たな分類も紹介されるようになりました。これまでの形態分類と異なるDNA配列をもとにした「シブレーのチェックリスト」ではコウノトリ目にシギ科、カモメ科、タカ科、カイツブリ科、ウ科なども含まれています(カモ目ではリュウキュウガモ科やカササギガン科が独立するものの、それほど大きくは違いません)。

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